「こういったものが作れますか?」というメールを、本当にたくさん頂きます。そういう質問に正確にお答えさせていただければ「何でも作れます。」と申し上げさせていただきます(実際にはそのようにお答えしませんが...)。なぜなら自分たちの仕事柄で、大したことはありませんけれど、いろいろな原材料と加工機、処理法、設計・開発と関連しているからです。
しかし、実際に作るかどうか?と言う点についてはほとんどのケースについて難しいと思います。設計と労力、費用を十分に提供していただければ良いのですが、金銭に換算すると大変なものになるのでほとんど実現性が無いと思います。
リリース品の簡単な仕様変更でも同じようなものです。
(「見積りを出してくれますか?」というのはどうか勘弁してください。)
それでも
極まれに「作る」ことがあります。そういったケースでは、実費度外視で似たようなリリース品の価格で提供したり、無料で進呈したり、というのががほとんどです。(度外視したりする理由は自分たちの技術と作業に値段をつけて欲しくないからです。)
その極まれに作るケースは2種類あります。
(
本当に極まれです。)
1つ目は「明確な物のカタチがあり、かつ、当方の都合が合った場合」です。
作る物の説明が「~みたいな感じ」とかではなく、「~が何ミリ、~が何ミリ...結果として~みたいな感じ」という明確なものであること。(そうでなければほとんど無理です。)
また、適正な対価を求めることが出来ませんから、その都合が合わなければいけません。つまり、似たような材料で似たような加工法で何か作るときにおまけで作る、という都合がなければいけません。(おまけではありますが真剣に作りますのでしっかりしたものが出来ているはずです。当初、sheonmeのものはそのようにして作っていました。)
したがってこのケースは本当に極まれです。
2つ目は、相談を受けてやり取りをして、製作する当方の手間と労力を十分お気遣いいただき、製作する物に対する意気込みだけでなく、たとえ「ものづくりには素人」であっても構想や寸法の精査など尽力いただくなど、当方が真剣にお応えしたいっ、と思って作る(というか作ってしまう)ケースです。
そういった場合、得てして素晴らしいものが創れたりします。
(*設計について尻込みなさる方もいらっしゃいますが、図面にリアルな線はあまり必要なく、寸法(数字)さえあれば結構上手くいきます。寸法は真剣さの表れだと考えています。)
解かりにくい文章かもしれませんが、上記が「無い物」に対するsheonme.comの説明となっています。
ご理解のうえお声をお掛け頂ければ誠に幸いです。
www.sheonme.com管理人